あれから数日。
來に楓くんと紅葉ちゃんが双子だってことをいった。
そして・・・。
「俺・・・あいつに言うわ。無理って。」
「うん・・・。」
來がちゃんと断るといってくれた。
嬉しいよ・・・///
だから私も・・・。
「ホントにごめんなさい!!」
楓くんに言った。
「私、ホントに來が好きなの。意地悪なとこも怒ったとこも笑ってるとこも全部の來が大好きなの!!だから・・・楓くんの気持ちにはこたえられない。」
私の今の気持ち。
全部をいった。
でも・・・。
「ふ~ん。でも・・・俺はあきらめられないなぁ。」
「え・・・。」
正直困った。
どうしよう・・・。
ここまでいってもあきらめてくれないなんて・・・。
そう思っていた時。
「ぶはっ!ごめん。冗談。」
!?
「え?」
「そのまで聞いたらもうあきらめるって!!さっきのは・・・つい意地悪したくなっちゃったの~。」
そういって舌を出す楓くん。
ちょっと本気で心配したよ・・・。
「やっぱ萌亜の反応は面白いわ!!見ててあきない!」
そ、それって・・・。
「ほめてるの?」
「ん~・・・。どうだろね!」
ふふっ。
その言葉をきいて私はつい笑ってしまった。