その瞬間



「あ、神崎!おっす!!」



楓くんがいう。



そして來とにらみ合うように目をあわす。




楓くんも來も・・・怖いよ・・・?





でも


それがきいたのか、楓くんはいってしまった。






助かった~・・・・。


私がそう思ったと同時に


「や、やっといなくなってくれた~。」


と、瑠奈ちゃんが叫んだ。






あ・・・。


瑠奈ちゃん・・・。


ずっと私の代わりにいってくれてたんだよね。




なんだか申し訳ない。





「瑠奈ちゃんごめんね・・・。」



「いいって!!またお昼にでも2人で話そうね♪」



瑠奈ちゃん・・・。


そんな瑠奈ちゃんの言葉に、



申し訳ない気持ちと嬉しい気持ちが入り混じった。




本当にありがとっ・・・。