―――――
――――――――――


昼休み





「ん~・・・。相田なんて俺らの学年でいなかったけどなぁ・・・。」



そういって話すのは俺の親友の颯太。



「まじか・・・。」




情報通の颯太だったら、


何か知ってると思ったんだけど・・・。





『相田紅葉』





今朝、俺に話しかけてきたやつ。



なんか・・・。


俺的にもあんなやついたっけな?


ってちょっと疑問だった。




しかも俺が付き合ってることを知ってて告ってきたし。



なんか・・・。


もやもやするっつーか・・・。





萌亜のこと知ってるんだったら・・・。



ちょっとやばいかも・・・。


ってか萌亜が心配。





だから


知りたかったんだけど。




「つかえねーな・・・。」


「えぇ!?ひどくない、來く~ん!!!」




そういっていつものようにふざける颯太に


笑をこらえながらも、




萌亜のことを考えて


だた。



何も起こらないことを願った。