次の日。



俺はいつものように学校にいった。



昨日はあんまり眠れなかった。


これもあいつ・・・。




『佐倉楓』のせいだ・・・。




あぁ~・・・。


いらいらする。




俺ってそんなに独占欲強かったか?


いつのまにか、


俺が思ってる以上に



俺は萌亜のこと好きなんだな・・・。





そんなことを思いながらいつもどおりに登校していた。










「おはよ!!」





振り向くと知らない女が立っていた。



誰だ?こいつ・・・。


そう思いつつも、俺は無視をしてまた歩きだした。





「ちょっと!無視しないでよぉ~。」



そういってその女は俺の隣を歩きだした。



何なんだよ・・・。

俺はため息をついた。




家が近いやつとかは家から通ってるってやつが多い。


あとはほとんど寮生活。




ある意味、萌亜が寮でよかったな。


こういううっとおしいやつがいるから、


萌亜の前でべたべたされるのは




マジ勘弁だから・・・。