そう思ったけど、
言わなかった。
バチッ
席に座る前にすぐ目があった。
あいつか・・・。
多分、萌亜がいってたやつ。
『佐倉楓』
イケメン・・・といったらその分類に入るな。
佐倉は、俺の方をにらんでいる。
ってか負ける気しねーし。
そう思いながら、俺は先生の話しの最中
ずっと佐倉を見ていた。
先生の話が終わった。
・・・。
萌亜の視線を感じる・・・。
俺は視線を萌亜に向けた。
「なに?」
俺はそういうように首を傾げた。
なんでもないよ!
っと即答する萌亜。
でもなんでもないわりには・・・
顔が赤い。
おもしろ・・。
ってかかわいっ・・。

![[短]言葉で好きを](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.787/img/book/genre1.png)