先「じゃぁ・・・授業はここまでだ!!」
先生がそういった瞬間。
私は、机に頭を落とした。
つかれた~・・。
あの先生の話意味がわかんないんだよねぇ・・・。
そう思いながら
くるっと來の方に顔を向けた。
目線がぶつかった。
なに?って顔をする來に、
なんでもないよ!って答えた。
來が横にいるって幸せかも・・///
ってちょっとうかれちゃう。
「・・・変。」
「なっ!」
そんな私を見て來はくすっと笑った。
変って。
ちょっとひどくないですか?
もうちょっと・・・
優しい言い方というものはないもんですかねー?
そんなことを思っていたとき。
「萌亜・・ちょっと・・・。」
そういって來は私の手を掴んだ。
「えぇ?あっ・・・來!」
そして引っ張るように教室を出た。

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