内心、一番会いたくない人だった。
はぁ~・・。
楓くんかぁ。
來だと思ったのに・・・。
そう思って私はちょっとシュンってなった。
バチッ
!?・・・。
楓くんと目が合う。
ニコッって笑った楓くんに
どう反応していいかわからなかった。
ど、どうしよう・・・。
そう思った私は目をそらした。
「萌亜?どうしたの??」
そんな私を見て
瑠奈ちゃんは心配そうな顔をして私を見た。
「だ、大丈夫!!」
なるべく。
なるべく瑠奈ちゃんには迷惑かけたくない!!
いつもお世話になりっぱなしだから・・。
そう思って私は瑠奈ちゃんにニコッと笑った。

![[短]言葉で好きを](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre1.png)