始業式が終わるとクラスに戻り、帰り支度を始める。
今日は始業式のみなので帰宅部以外の生徒は下校していく。
タキとカンちゃんが帰ろうとしているとユーヘイが呼び止めた。
「タキ、カンちゃんちょっと待って!!フミナ、カノン、ジュンちょっと来て!!」
呼ばれるがままに5人はユーヘイのいる教卓の前に集まった。
「何?何かあった?」
フミナが5人を代表して口を開く。するとユーヘイはウキウキした顔をして、
「新年会やらない?」
そう切り出した。すぐさまタキが反論をして、
「新年会?それなら1月にやっただろ?それに時期じゃ…」
「正確には新年度会かな。せっかくまた同じクラスなんだしさ、バーッと飯でも行こうぜ」
タキの反論を割って話し始めるユーヘイ。
そんなユーヘイの話に一番最初に乗っかるのはいつも決まっている。
みんなの視線がカンちゃんに向けられた。
「うん、いいんじゃない?こういう会がないと学校以外で集まれないし」
みんなの意に反して賛成したのはフミナだった。みんな驚いた表情をして一斉にフミナを見た。
「なっ何?私が意見しちゃダメなの?」
フミナは頬を赤くしてうつむいた。
「ダメじゃないよ!!ただアタシのセリフだと思ってたからビックリしちゃった!!」
カンちゃんが慌ててフォローする。みんなもつられて、
「ダメじゃない」
を連呼した。
今日は始業式のみなので帰宅部以外の生徒は下校していく。
タキとカンちゃんが帰ろうとしているとユーヘイが呼び止めた。
「タキ、カンちゃんちょっと待って!!フミナ、カノン、ジュンちょっと来て!!」
呼ばれるがままに5人はユーヘイのいる教卓の前に集まった。
「何?何かあった?」
フミナが5人を代表して口を開く。するとユーヘイはウキウキした顔をして、
「新年会やらない?」
そう切り出した。すぐさまタキが反論をして、
「新年会?それなら1月にやっただろ?それに時期じゃ…」
「正確には新年度会かな。せっかくまた同じクラスなんだしさ、バーッと飯でも行こうぜ」
タキの反論を割って話し始めるユーヘイ。
そんなユーヘイの話に一番最初に乗っかるのはいつも決まっている。
みんなの視線がカンちゃんに向けられた。
「うん、いいんじゃない?こういう会がないと学校以外で集まれないし」
みんなの意に反して賛成したのはフミナだった。みんな驚いた表情をして一斉にフミナを見た。
「なっ何?私が意見しちゃダメなの?」
フミナは頬を赤くしてうつむいた。
「ダメじゃないよ!!ただアタシのセリフだと思ってたからビックリしちゃった!!」
カンちゃんが慌ててフォローする。みんなもつられて、
「ダメじゃない」
を連呼した。