虹色パレット

「高校の時、女を毎日変えて色んなとこ歩いてたなぁ」



「お前は、ひとり寂しくデートスポット歩いてたよな」



あの時は可哀相だったなぁ。


いつまでもその口喧嘩が続くと思ったのか、千波が俺達の頭を殴った。



「「いっっ!」」



「あのね、あんたらの昔話と悪口はもうわかったから!うるさくて、千雪達起きちゃうでしょ!」



ガムテープを口に貼られた俺達は睨み合っていた。



この野郎…。



「いい加減にしなさい!」



頬を抓られて、少し涙が出てきた。


痛い…痛い…。