虹色パレット

俺はごめんだけどな。

嘲笑ってから、さっきの部屋に戻った。


組長と紀一が楽しそうにお茶をしていた。



「慶、ここいいな。黙っててもお菓子とお茶が出るって」



「紀一さんのお話も楽しいですし!」



どうせ、俺の話だろう。


過去の話や、失敗談でも話していたんだろう。


紀一を睨むと、エヘッと笑いやがった。


ムカつく。

組長がいなくなったら、即潰す!



「組長、この馬鹿の話は適当に聞き流してやってください……おい、単細胞。余計な話はするなよ」



「単細胞って!あーあ、せっかく組長さん、喜んでいたのにぃ」



じゃあ、別の話をしろ!

さっきから、俺の話だけじゃねぇか!