私は気がついたら違う国にいた。 どうやら、まえまで一緒にいた主が私を売りに出すらしい。 私はモノじゃないのに。 逃げた。逃げて逃げて、気がついたら『神社』というところにいた。 私の姿を見た巫女という人は、妖怪と叫んで私を殺そうとする。 面倒なので、私が巫女を殺した。 身包みも剥いで、私が着た。 こうすれば、異質扱いされなくて済む。 この国の言葉も、お陰様ですぐに覚えた。