「とりあえず、私の質問に答えてもらってもいいですか?」
「あ、ごめん。なんでお姉ちゃんがが未来にいるかというと・・・。
正直育てるのが面倒だったの。だから、私もうちょっと精神年齢高くしてから育てようと思ったから・・・。気づいたら相当未来に飛ばしてて、相当慌てて・・・。そんでまたお姉ちゃんを呼び戻そうとしたら・・・お姉ちゃんがこの時代に来ちゃって・・・私は何百年も待ち続けることに・・・」
話を進めていくたびに俯いていく。
「・・・で、お前は何百年も智咲と巡り合えるのを待ち望んで、やっと見つけたと?」
土方さんの言葉にすぅちゃんはこくこくと頷く。
「自分もこの時代にこればよかったんじゃないんですか?」
「・・・あ」
総司の言葉で、閃いた顔をする。
今閃いても遅いから。
ていうか相当馬鹿だこの人!!
「未来に飛ばすのも、過去に戻ることも可能なんですか?」
「私に不可能はない!
・・・でもね。本当は子供なんて産めない体の構造になってるのに、何故か孕んだの。それで焦って、こんなことしたんだと思う。」
「なんで・・・」
なんで孕めないの?どうやって子孫を残していくのと。
聞こうとしたけど、私の言葉を遮ってすぅちゃんは言う。
「私という種類の人間は世界で一人。神様は、気まぐれで私を創ったんだよ。もちろん一人しか創らないつもりだったから、子孫を作る機能なんてものは私にはないの。」
「・・・じゃあ、なんで私は生まれたの・・・?」
「壊れた悪魔が産んだ壊れた悪魔の子だよ」
自分の体の機能を見失った、壊れた悪魔だよとすぅちゃんは付け足す。
「違う!他にも『鬼』はいる!壊れてなんかない!!」
「『違う種類』ね。言ったでしょ。世界で一人しかいないはずの存在。神様が起こした奇跡。」
奇跡に奇跡が重なり合って、私は生まれた。



