「ひっじかたさァァァん!」
スパーーン!
「ぬぁ?!ななな!!」
土方は持っていた筆をいったん落としそうになる。のを阻止してお茶を飲んで落ち着く。
「土方さん!土方さんの想い人って誰ですか?!」
「ブーーーーッ」
飲んでいたお茶を思いっきり吹いた。
「土方さんはさっき、私を土方さんの想い人と重ねて『惚れた女を殺したくない』といったんでしょ?!」
「・・・はァ?」
「だから、想い人って誰?」
意気揚々として智咲は聞いてくる。
畜生こっちの気も知らないで。
土方はひと段落落ち着くと、自分の思いを正直に伝えることにした。
「俺ァお前が想い人だ」
「・・・っは?」
「もう一回言うか?」
「いいです」



