「おーい!酒!もってこい!!」


「早速酒注文?!」


なんとなんと左之としんぱっちーは早速席について酒をおかわり注文!!


「・・・そんなにもちあわせはねぇぞ。」


土方さんは早速顔が青くなっています。


「っていうか春ちゃんは何で15両で身請けできたの?島原1回行くだけでいいじゃんか!なんで他の引き取り手なかったの?」


一瞬浮かんだ疑問を口にしてみる。


「・・・ど真ん中きたな」


「智咲ちゃん、聞きたい?」


春ちゃんは笑顔
もちろん、気になったので、頷く。



「ほんなら、春花太夫ってしっとる?」


「知ってる!島原で一番の花魁だろ?でもなんかの事件で消えちまった!」


しんぱっちーがいち早く反応!通いつめてるな。


「正解やわ。・・・それは、うちや。」


「「「「「ええええ?!」」」」」


その場にいたみんなが一気に驚く。


「なんで?!」


「少し前な・・・。わっちは島原で一番の花魁やったんやけど・・・。背中に大きな傷が出来たもんで、商売ができなくなったん。でも島原を出ると他に行くあてもないんやわ。それを見計らった女将はんが、春花太夫の名を捨てて、新しく『春』として生きていく道をくれはったん。まだ傷は残ってるんやけど。だから誰も身請けはせんようなってもうて、どんどん花魁としての価値が下がったんや。」


そのおかげで島原から抜け出せたんやけどな、と春ちゃんは言う。



・・・春ちゃん、春花太夫のままだったら何百両しただろうか・・・。