どすっ!


「ぶぇっ!」


誰かにぶつかって、尻餅。相手もどうやら尻餅をついたようだ。



「いたた・・。大丈夫ですかぁ・・・って平助か。」


「んだよ。まぁいいけど・・・。何その格好。」


視線を自分の体へと注ぐ。
袴用の着流ししか着ていない。しかもはだけていて、胸が・・・。丸見えでないだけ、ましと言うべきであろうか?


「・・・胸ちっさ。」


「ッるっせぁぁぁぁぁ!!平助だって身長はちびじゃんか!!」


「はぁ?!別に智咲よりはちびじゃないし?」



頭をぐいぐいと押される。くそう。



「っは!左之と比べてみろよ!すんごい差あるべ?!ホップステップで踊っても追いつけないべ?!」


「たとえが意味わかんねーよ!」


「・・・っは!でもチビチビ言ってもあんまり身長変わんないよ?平助身長いくつだっけ?」


忘れたので問いただす。


「170」


「嘘つけぇぇぇぇ!!!」


「人間は嘘をつかないと生きてはいけない。」


「うまいけど違う!そこは嘘をつかなくてもいいところ!」



わしっ



「僕はこの胸よりは身長でかいと思うけど?」


鷲掴み出来ないほどの小ささだな、と平助は呟く。


「死ねオラァァァ!!ぶっ殺してやるぁ!いいもんね!総司は小さくてもいいって言ってくれたもん!!」


平助の手をびっと振り払い、馬乗りになって殴ろうとするが、男女の差、力の差があるため、形勢逆転。