只今絶賛お着替え中



「僕らが勘違いしたアイデンテティはぁっどうでもいい常識にもっ」


スッパーーン!


「ぎぃやぁああああ!」


「何ですか、五月蝿いですよ。」


いきなり入ってきた総司が耳を押さえる。
必死に着流しで上半身を隠す。


「だって!今!」


着替えています、と言おうとしたが遮ら

「はぁ、よかった!まだ着替えてないですね?」

「いや、普通に喋ら」

「あれ?なんか智咲さんいい匂いがします。」


「あ、それなら平助に買ってもら」

「梅の匂いですねぇ」





頼む普通に喋らせて。




「どうしたんですか?匂い袋でも買ったんですか?」



「さっき言おうとしたよ!まぁ、いいけど…平助に買って貰ったんだぁ!」


「…平助に、ですか。」



「うん。まぁ、嫌々だったけど。」


思わず苦笑い。


「それなら私が買ったのに。」


「…え?」


聞き返すたと、総司はそっぽを向いた。何でぇ?


「どうしたの?何かおこってるの?」


「別に、怒ってないです。」


「嘘だ。怒ってる。」


そっぽを向いたまま、こちらを見てくれない。


「分からないですか?…嫉妬ですよ。」



よく見ると総司の顔が赤い。


「し…っと?」


「駄目ですか?」


「本当?嫉妬?いつもは私が妬く側だったのに!」


思わず声が弾む。