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今はしんぱっちーの部屋にいる。
お礼を言おうと思ったのに、いなかったからだ。だから部屋で待機。じきに戻ってくるだろう、と推理。戻ってくるまでお話して、暇を過ごす。





「いやぁ…いいお風呂だったね!疲れが落ちたっていうか。」


ホクホク笑顔の私に対して冬ちゃんはげんなりしていた。


「疲れ落とすっていうより、疲れた。」



「あはは。こっちはみとぅだけでおもしゅうござんした。」



春ちゃんはまだ笑っていた。
そういえば、なんでみんな肩のことも聞かなかったんだろう?



「ねぇ、私さ、肩怪我してるじゃん?なんで何も聞かないの?」


「…アタシは、他人の事情とか、感情とかに興味ないの。それだけよ。」

冬ちゃんはぷい、とそっぽをむく。冬ちゃんなりの優しさだろうか。それとも過去に何かあったのか?



「智咲ちゃん、肩の怪我は右目とも関係しとんやろ?だったら触れない。聞かれとぅないんやろ?」


春ちゃんはにこり、と笑顔。



「うぅっ!春ちゃん、冬ちゃん……!」



ぎゅうっ


感動して二人に抱きつく。





「ちょ、やめ……!」


「智咲ちゃん、苦しいわぁ。」



「ふぇぇ!わしこんな娘もって幸せぇ!」


「誰?!何歳?!」





スーーッ


襖が開く。


「うあぁぁ。いてぇ。総司の野郎本気でやりやがって…」

「肩いたぁ。もー僕何もしてないのにとばっちりくらったし」


「まぁまぁ。そこはその場にいた平助もわりぃってことだよ。」



上から、しんぱっちー、平助、左之の順番で入ってきた。



「あ、かえってきたぁ!」

私は冬ちゃんと春ちゃんを抱きしめたまま3馬鹿…じゃない、三人を見る。


「おい、三馬鹿ってなんだ、三馬鹿って。」


平助は頭に怒りマークをつけている。ていうか聞こえてた。