確かに、キャッキャと声が聞こえてくる。


『ちょ、春ちゃん以外と胸でか・・・』

『智咲ちゃん、そんなじろじろみんといてぇな!』

『見るとか覗き以下だから!春ちゃん可哀想でしょ』

『うわっ冬ちゃんかわいー!』

『うにゃぁ!どこ、どこ触って!!』

『うひゃひゃー可愛いー!』

『んぁ・・・ッやめぇッ!』

『智咲ちゃん・・・変態きゃぁ!』



・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「・・・・おい、聞こえたか」

「ああ。ばっちり。」


「・・・・2人とも相当変態だね」


藤堂が二人を哀れんだ目で見る。


「っるっせ!月末だから島原いく金ねぇんだぞ!」


藤堂に哀れんだ目で見られてもなお、風呂場に聞き耳を立てる


「・・・島原で酒とか飲みすぎなんだよ、2人とも。」


はぁ、と藤堂は溜息をついた。こんなときに限って誰かが登場しそうだ。

こんなとき、とばっちりを食らうのはごめんだ。そう思って、その場を去ろうとしたとき・・・。



「・・・・何をしているんですか?」


藤堂の予想は当たり、沖田はどす黒い笑みを浮かべていた。いや。目は笑っていない。


「「・・・・え゛」」


「何をしているんですか、3人とも?」


「ちょ、僕は何もしてなッ・・・・にゃーー」





屯所中に男3人の悲鳴が響き渡り、それでも元凶の女3人組はいまだ風呂場で遊び続けた。