「ふーゆちゃーーん!!」


「っひあ?!」


いきなり台所に侵入したので、皿洗いをしていた冬ちゃんは可愛らしい悲鳴を上げた。


「あーかわいーなーもー!」


冬ちゃんに頬ずり。冬ちゃんは皿洗いをしているため、身動きできない。


「ちょ、やめっ!!」


「あ!そんでね!春ちゃん!新しい女中さんだよ!」


頬ずりを止めて、春ちゃんを連れてくる。


「よろしゅうお願いします。冬先輩。」


「・・・!!!こここ!こちらこそ!」


冬ちゃんは『冬先輩』という言葉に物凄く嬉しそうにした。


「頑張ってねぇ?ふ・ゆ・せ・ん・ぱ・い!」


「うううう、うん!!」


冬ちゃん顔が赤い。


「あ!それとね、二人の歓迎会するから、今日の夜は島原へいくぞよ!」


両手を太陽に掲げて大げさポーズ。


「じゃあ夜作らなくっていいの?」


「うん!いいと思うべ!」


冬ちゃんの目が輝く。


「あ、それとね!冬先輩!春ちゃんに女中の仕事教えてあげて!!」

「ももっももももも!もちろん!わかんないことがあったら聞いてね!!」

「よろしゅうお願いします!」


冬ちゃんも春ちゃんも目が輝いている。


身長的にいうと春ちゃんのほうが先輩に見える・・・。