いい香りを詳しく言うと、梅の香り。
「平助梅好きなの?」
「うーん。好きって言われれば、好きだね。誰よりも早く春を知らせて、誰よりも強く咲く。その生き様が好きなんだよ。」
平助は、綺麗な青空を仰ぐ。
「・・・?ま、とりあえず好きなんだねぇ。そんなの私が、もらってよかったの?」
「あはっ。いいよ?どうせ買っても僕はつけないもん。」
「えへへへへっそうだよね!平助がつけてたら気味悪いもん!」
「・・・・。」
なんやかんやで喋っているとすぐに島原についた。
「春ちゃぁぁぁん!!迎えに来たよ!」
「智咲はん!本当ありがとな!嬉しいわ!」
ぎゅうう!抱き合う。肩がひりひりと痛む。
「と、それよりもどうしたん、その目!なんで包帯なんか・・・」
「あー。ちょっと事件があってそんときになくなっちゃった☆」
「そうなん・・。悪運やったなぁ。」
春ちゃんは悲しそうな顔をした。
そういえば冬ちゃんは包帯を見ても何も言わなかったなぁ。
「いいのー。あ、それと春ちゃん、これ!!平助と選んだの!」
一応平助と料金を半分ずつ払って、購入した髪飾りだ。
平助は匂い袋も髪飾りも買ったことになる。なむなむ。
「あ!可愛い!ありがとうな、智咲はん!平助はん!」
「えへへ、どういたしましてっ!」
それから3人でいろいろと話をして、あっというまに屯所についた。



