ということで今は平助と一緒に島原へ向かっているのだ。



いや、迎えに一緒に行きたいと言ったはいいけど、迎えにいくのが平助だったんだもの。


「ねーねー。春ちゃんってすんごい可愛いんだよ!ちょっとあっちで髪飾り買っていってあげよう?!」


「えー。面倒ー」


「駄目!!また女装させるよ?!」


「よし、行こう。」


入っていった店は、可愛い髪飾りや、大人っぽい髪飾りや、手鏡とか、匂い袋など、女性が身に着けるものを取り扱っていた。



「ねぇぇ!平助!これ超可愛い!これ!これにしよう?!これ可愛いから!」


「えー。これのほうがいいと思うんだけど・・・。」



私が指差したのは、薄い桃色の髪飾り。


平助が指差したのは、いい香りがする匂い袋。



「じゃあ私がこれ買うから、平助はこれ!!」


「いや、一個でいいと思うよ」


「じゃあ私に頂戴!」


「・・・。」


渋々平助は買ってくれました。


「えへへっいい匂い!!ね、いい匂いする?」

「・・・なんていうか。豚にしんじゅ」

「いうな!!!!」