一方争いの原因の総司さんは気づかぬ振り。ていうか楽しんでない・・・?
「えぇ。どうぞ、なんとでもお呼びください。」
にこっ
悩殺営業スマイル。
冬ちゃん顔真っ赤にして卒倒。
一方私は鼻血が・・・。
「って何でぇぇぇ?!」
鼻を押さえてツッコミ!
「何でって・・・断る理由もないからですよ?」
にこっ
・・・もうやめたげてぇー。
懐から手拭いを取り出し、留めなく流れる鼻血を止める。
「・・・それで、用って何ですか?」
「・・・えぇと、総司さん一人部屋になりたいですか?」
総司さんは呆けた顔をした。
「・・・どういう意味ですか?」
「えぇと、春ちゃんを土方さんが身請けして女中になるの。だから住み込みで働くのね。そのために部屋を用意しなくちゃいけなくて・・・。」
そういう訳で、春ちゃんと同室になるか、迷ってたんだあ、と言葉を紡ぐ。



