「そうですよ~?何か御用がありましたか?」

いつものスマイル。しかーし冬ちゃんのハートの視線では私がみるよりも美化されております!



「えええええっあのあのあの、新しく入った女中の冬と申しますッ!どうぞよろしくおねがいします!」


ぺこりと一礼。あんれまー冬ちゃんの顔真っ赤!!!!え、恋とかしてないよね?故意じゃないよ恋だよ?!え、そういうのないよね?!



「あー総司さんッ?土方さんがどうしたのかなー?なんかよくわかんなーい」


総司さんの視線をこっちに向ける!こっちむけ!頼むから!


「えーと、なんか用があるみたいですよ?部屋に来いって。あ、それと女中の仕事私が説明しますね。」


にこり、と冬ちゃんに営業スマイル。え、素のスマイルじゃないよ?素参るじゃないから!!!!


「あ!ありがとうございます!」



冬ちゃん総司さんに説明してもらえる、ということで声が高くなっています。



「じゃあ土方さん待たされてると思うから早めの方がいいと思いますよ。」


にっこり、とダークスマイル。総司さんまさかの言うの忘れてたから急かしてるとかないよね?!


「そのまさかです。」


「こんちくしょォォォォォォッ!!」


叫ぶと同時に台所を出て、副長室に向かう。



「むー。あの総司さんの営業スマイルは捨てがたいなー。ダークスマイルよりも営業スマイルでいいから欲しいなー。えーなんかあたしのほうが総司さんと一緒にいる時間長いのになんでこんなに悩んでるの?え、軽くショックなんだけど。」



ぶつぶつと呟きながら廊下を歩く。走りつかれたので、廊下を歩く。



どかっ




下を向いていたので、また誰かとぶつかった。こんちくしょー!