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「う・・・。」
今度は真っ暗で、何も見えない。今度こそ、誰もいない。
グオオオオオオオオ。
後ろから、何か渦巻いて吸い込んでいく音が聞こえる。振り向く。
「次は何・・?」
赤と黒が混じって渦巻いたものが徐々に大きくなってこちらへと近づいてくる。
何故か、近寄ってはいけない気がした。
走る。赤黒いものから逃げるように。
「はぁ・・っはっ・・・。なんなの?!」
でも赤黒いものはどんどん大きくなって、私が走っているのを馬鹿にしているように追いかけてくる。距離が少しずつ、近づいてくる。
「い・・・やっ!!嫌だ!助けて!助けて!総司さッ・・・!嫌!!いやああああああああああ!!!」
赤黒いものに吸い込まれていく。どんどん貪るように吸い込んでいく。私を巻き込んで、赤黒いものは更に大きくなっていく。



