「ありがとさん。
あとはこいつに薬を飲ませるだけ…か。」

「そうですねぇ…」

二人はどうやって混乱状態の智咲に薬を飲ませるか
迷う。

「おい、
薬と水かせ。
強引にでも飲ませる。」

土方は強行突破することにした。

「え、でもどうやって・・・?」

そういいながら沖田は薬と水を
土方に渡す。

「なに、すぐ終わる。」

土方は自分の口に薬と水を含む。

「なんで土方さんが…」

沖田が言い終わらないうちに、
土方が混乱状態の智咲を押し倒す。

「まさか土方さん!」

沖田の言葉を無視して、
土方はいまだつぶやき続ける智咲に
口付けした。

「?!…ふぁっ」

そこから舌を使って
薬と水を智咲の口へ運ぶ。

「ん…ッ
やふぇ・・・」

沖田は放心状態。

ゴクンっ

智咲が薬を飲み込んだ。

土方が智咲の口から自分の口を
離す。