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・・・ここは何処?周りが全部白色で何もない。



「ようこそ。」


後ろから声がした。瞬時に振り向く。


「・・・に、いさま?」


私が殺した人。懐かしい姿。
ってことは天国?地獄?


「違うよ。
『天国』?『地獄』?
『はい』?『いいえ』?
『目覚める』?『目覚めない』?

ここは、選択の世界。さぁ、選んで。

『死ぬ』?『死なない』?」




笑顔の栄太郎。
よく見ると・・。瞳が赤い。



「よく分からないよ?いつもわからない。どういう意味なの?」


「『死ぬ』か『死なない』かを、選んで?死にたくないなら手をつないで。」


「・・・。」


差し出された手に、答える。ここで死にたくはないもんね。


「ありがとう。それと、ごめんね。嫌な思いをさせて。・・・ごめんね。妹、来世で、また会おう。」


栄太郎は前世で言った言葉をまた残して、消えた。


「に・・・さま?」



視界が暗くなる。