ドッと蔵の中はしばし笑いに包まれる。

・・・公開拷問ってこういうことか。面倒というかなんというか・・・。


現代で言ういじめみたい。久しぶりだなぁ、こういう感じ。



「・・・こんなことして楽しいの?」


「あ?楽しいに決まってるよ?何を今更当たり前のことを」


笑い続けてた谷口くんが答えてくれる。


「へぇ。随分と幼稚な頭してる、ねっ!!」


縛られていない足で近くにいた谷口くんの股間を蹴り上げる。


「・・・・・・っうぅぅ!っにすんだこのアマ!ぶっ殺してやる!」


股間を押さえて懐から小刀を取り出した。


「殺すの?ねぇ、殺すの?残念!殺せないよ!吉田先生慕ってたなら、鬼がどういう存在か分かるよね?」


狂いだした谷口くんに言い聞かせる。



「・・・痛みは感じるんだろ?なら、思い切り味わわせてやるよ!」



谷口くんが小刀を振り上げた。



「あ゛ぁ゛う゛ア゛ぅ゛っ!!!!!!!!!!」



誰の悲鳴かもわからない程の痛みを感じた。