「もう、総司さんはまったく、なんというか乙女心を分かってないってゆうか!
ほんとにもおおお!考えたら恥ずかしくなってくる!!」
着替えも無事終わり、今は医者に向かっている。
「智咲さんが乙女なら、そこらへんにいるオカマとかも乙女になれますね」
にこやかに微笑む。
なんか最近きゃら変わってきてない?!
「あ、着きました。すいませーん女物の着物ありますか?」
「絶対違うよね?!医者絶対行こうとしてないよね?!」
着いた先は、呉服屋。
「ありますえー。みていきますか?」
「ええ。こちらの人に着付けもお願いしたいんですが。」
「わかりましたぁ。まぁ別嬪さんでぇ。男はんの格好してるのがもったいないですわー。」
「え?!ちょ、おわぉ?!」
この店の女の主人さんらしき人に手を引っ張られて着物を飾ってあるほうへと向かう。
「これとかどやろ?似合うんちゃう?」
女将さんが持ってきたのは、薄桃色の布地に朱色の花が咲いている。
「うっわー智咲さんに似合いそうですねぇ。んじゃあこれでお願いします」
「ねえ?!なんであたし無視して話進めてるの?!うぎょ?!ていうか女将さん力つよ?!ちょ、たすけ!助けてー!!」
どんどん奥へと引っ張られていく。
「じゃあ外で待ってますから。」
そういって総司さんは外へ出て行った。



