・・・・・・・

「ええっと、これでいいですかね?」

「はい、多分大丈夫だと思います。
いったん着替えるので、部屋から失礼ですが
出て行ってもらえますか?」

「え?
なんでですか?」

「えっと…着替え見られたくないので・・・」

思ったことを正直に言った。つもり。

「そうですか…
じゃあ外で待ってますね。」

「はぁい。」

しゅるしゅるしゅる。
智咲の肌は、
小さいころ母親に受けた虐待で
傷が1箇所か2箇所ぐらいについていた。

「沖田さん、着替え終わりました。」

「わかりました。では、
道場にいきましょうか。」

「はい。」