「土方さんはー壁作って?
あ、山崎!雪球作って!新パッチーも!」


てきぱきとみんなに正確に指示するワタシ。うん。偉い。


「新パッチーって何新パッチーて」


「何で俺命令されてんの?なんか気に食わないんだけど」


「なんか雪球つくんの嫌やなー。手ぇ冷たいしー」



「くわーーーーーーっ!!何一生懸命うちが指示してるのに文句言うの!?とくに2番目うぜええええええ!!!!!」


「特にって何だァ?!」


「まぁいうだけ無駄っちゅうことや。あっちはもういろいろと作り始めとる。こっちもやらな間に合わへんで?」


「・・・っち」


土方さんは舌打ちした後、壁作りに取り掛かった。
なんで舌打ちわざわざすんだよ。ウゼー←


土方さんに続いてみんなも雪球づくりやらに取り掛かり始めた。
雪だま作りを手伝おうとしたら、土方さんのほう行けよといわれた。
仕方ないので、土方さんのほうへと向かう。


「・・・。」


「・・・。」


何もいってくれなかったので、黙って手伝う。


「・・・何してんだ」


さも興味なさそうに土方さんが言う。


「手伝ってんの。何か文句でもありますかコノヤロー」


だからワタシもさも興味なさそうに答えた。
ざまぁミロ!


「・・・ッチ」