「馬鹿は死ななきゃ治らない~♪
阿呆は死んでも治らない~♪」


少し奇妙な歌を歌いながらごはんの仕度をする。


「よっ!・・・お?もうそろそろ飯の時間かぁ?」


藤堂が台所に入ってきた。

「あ、平助ぇ。
駄目だよつまみ食いとかまじで許さないからね?本気とかいてマジだからね?」



最近平助のつまみ食い被害が激しい。
おかげでこちらはつまみ食いされた分も作らなきゃいけないので、すごく面倒くさい。


「あ、ばれてた?でもさぁ、結局左之にとられるんだよー。
だからここで補充的な?」


にこりと笑う。
うん、殺意が芽生える。


「奇遇だねぇ。わたしゃ総司さんにとられてこまるんでさァ。
でも!席を離れれば問題なし!よってつまみ食いは拒否する!!」


「えー。駄目だってぇ。お腹減るんだもん。」


ぶーぶーと批判をする。
平助は豚にでもなったの?←


「とりあえずー!
駄目なの!平助でも!こっちの苦労になれって!
あ、そんなにお腹が減るのなら総司さんとでも甘味処いってらっしゃい?総司さんが食べているのを見るだけでお腹いっぱいになれるから!!」


それを何回も経験しているから言えるとのこと!
私がお団子10個なら総司さんはお団子50個だね。←


「嫌だよー。一緒に行ってもなんだかんだいってお代擦り付けられちゃうし。」


「だよねー。ま、平助は平助だもん。そんなキャラだもん!
だから仕方がないのよホトトギス!」

「理不尽!!」


あ。味噌汁こぼしちゃった。


「もぉ。あ、夕食準備終了ー♪じゃあ隊士サン達呼んできてね?」





軽くウィンクを添えてお願い完了!
平助の顔が赤くなっていた気がするけど、気のせいだねぇ。