「え?それはいろんな噂で?」

栄太郎は明後日を見ていう。



「どのような噂だよ。
っていうか。よくあたしって分かったね!
半年位会ってない気がするんだけど。
さりげなく記憶力凄いよね。」

興味がないので団子を食べる。うん。おいしい。


「あはは。凄いでしょ。
あとね。今日は智咲に用があってきたの。」

にこにこと栄太郎は笑う。
なんか不気味だねぇ。

「不気味って何、不気味って」

「あ、聞こえてた?んで、用って何??」


気になる気になる♪誰も知らない木ですから←


「簡単に言うと。
・・・智咲が必要なんだよね。」

「・・・はい?もう一度。ぱぁどぅん?」

(知らない方に!ぱぁどぅんとはもう一度という意味ですby智咲)

「智咲が必要なんだよね」

「もう一度」

「智咲が必要なん」

「ごめんもういい」

栄太郎は少し寂しそうな顔をいたしました。
まぁ少しは罪悪感に苛まれるかね。
『少し』は。だから質問してあげる←凄く偉そう。


「なんで???なんであたし?
なんであたしを選ぶの!こんな女の何処がいいの!」

「いやそういう意味じゃないからね。
間違えても間違わないからね。
なんか変な言葉になったけど違うからね。
決して夫婦になるとかじゃないからね?」

全否定されたよコンチクショー。
え?別に気にしてないし?間違えても違うって別に気にすることじゃないし・・・。


「そんな悲しまないでよ!
智咲が必要っていう意味は1つは智咲が未来から来たってこと。未来から来たことは、とてもこの先重要だからね。
2つは智咲。その刀貸して?」

頭にはてなまーくが浮かぶ気がするが、
自分の腰に差してある夕陽を鞘ごと栄太郎に渡す。