「私・・。そ、じさんに、
悪戯でそこまでするのか、とかで
嫌われるて。思ったんです。
嫌われるのは、もう嫌・・・ですよぅ。」
どんどん涙声になりながらでも説明する。
「やっぱりこの痣みたとき総司さん、
怒ってるしぃ。
・・・嫌いに、なりましたぁ??」
へなへなと智咲は座り込み、沖田を
上目使いで見た。
「・・誤解は、解けましたよ。
大丈夫です。そんなんで嫌いになりませんよ。」
クスっと沖田は笑いながら言う。
「あでも!私が雪ってこと、土方さんに
言わないで!こ、ころ、殺される!
総司さん!2人だけの、秘密だよ?!
絶対!」
「えぇ。わかってます。
まぁばれなければ、の話ですけどね。」
沖田は苦笑いする。
すぱーん!
「っひぇ!?」
いきなり襖があいたので、智咲は
変な声が出た。
「土方だぁ。
どういうことだ?2人だけの秘密ってぇ?」
土方の額には青筋が浮かんでいる。
「ひっ?!ひひひひ!
土方さぁん!盗み聞きしてたんかぁ!この
地獄耳!人でなし!っていうかああ
沖田さん?!勘づいてらっしゃったので
ございまする?!うぇええええ?!
連れて行くなぁぁ!土方の鬼ぃぃぃ!
地獄へ連れて行くなあぁぁぁ!」
土方は智咲を抱き上げると、
自分の部屋へ引きずっていく。
「き、きぁーーーっ!
そ、総司さぁぁんっ!
助けてー!
いーやー!」
「じゃぁな総司。邪魔をした。」
「いえいえ。」
沖田が苦笑いをした。



