「総司さんッ!総司さん総司さん!」
土方の部屋を出た智咲は、沖田を探していた。
「・・!いた!総司さぁん!」
沖田は自分の部屋にいた。
「・・・なんですか?」
「え、えぇっと。
ご、かいです!」
「・・・はぁ?」
(なんか今の総司さん、冷たす!
っていうか、なんて説明すんの?
ねぇ!誰か教えてぇぇぇ!)
心の中で叫びながら智咲は続ける。
「誤解なんですよ!
確かに、首筋に痣はあります!
けけ、けど!けれどっも!
けど・・・」
「けど?」
「え、とですね。
総司さんの思っていることとは
すこぉし違う、んです・・よ・・?」
「じゃあ智咲さんの首筋に赤い痣がついていました。
どこかでぶつけたのかもしれませんね?
でも、なんで赤い痣がついているのか、
智咲さんは教えてくれません。
それはどういうことですか?」
沖田は淡々と言う。
「え・・っと。
・・・全部話します。」
智咲はすべてを話すことに決めた。
島原で土方のこと。でも最後までは
していないということ。
でも痣は残っていたので朝脱走して、
そこで栄太郎にあったということ。
でも最終的に沖田にばれたということ。
順を追ってすべて話した。
「結局、土方さんじゃないですか・・。」
「・・え?」
「いえいえ。こっちの話です。」
ふぅっと、沖田は溜息をついた。
「でも・・ね。」
ポツリと、智咲は話し始める。



