「・・・っていうか私、朝脱走する必要なかった。」
智咲は深い溜め息をついた。
「これから総司さんと気まずくなるかも。」
・・・・・・・・・・・・・
「土方さん土方さん土方さん!」
スパーン!
「んだあ総司勝手に開けんな!」
土方が怒鳴る。
「そんなことよりも大事件です!」
「あ?何だ?」
勝手に部屋に入られたことをそんなこととされて土方は機嫌が悪い。
「智咲さんの首筋に赤い痣があったんですよ!」
「へぇ?あのガキが?
いやもぅガキじゃねぇかもなぁ?」
土方が意地の悪い笑みを浮かべる。
「どういう意味ですか?」
「そういう意味。っていうか何で俺に言う?」
「土方さんがやりそうだからです!」
「何で俺?!」
「失礼します!」
スパーン!
智咲が勢い良く部屋に入る。
「どいつもこいつも勝手に部屋に入りやがって」
土方が青筋を浮かべる。
「あ、総司さん!土方さんと2人で話したいのでいいですか?」
「俺無視かよ」
「えぇいいですよ。」
そういって沖田は部屋を出て行った。



