土方が智咲の首筋に吸い付く。

「んっ!いたっ・・・
・・・っ!
ひゃっ」

智咲の胸を掴む。

「やっぱちっちゃいんじゃん。」

「ふぁ・・っんぅー・・」

土方の手から逃れようと必死に身をよじらす
が、効果がない。

「ちょ・・っ
やめて、くださいっ!
うち、身請けが決まってるんです!」

必死についた嘘で、土方を突き飛ばす。

「へぇ。
そしたら俺が倍の金額で買ってやるよ。」

「駄目です!
もう、心に決めてるんです。
さ、部屋に戻りまへんか。」

「っは。今回の所は見逃してやるよ。」

土方は意地の悪い笑みをする。
何故か色っぽくて、智咲の顔が赤くなる。

智咲は急いで、着物の乱れや、髪の乱れを
直す。

「先に部屋に戻ってる。」

そういうと、土方は部屋を出て行った。

「・・・。
めっちゃびっくりしたぁ・・・
もー。
なんなの、いきなり。」

智咲は顔が赤くなったまま静まらない。

「雪から、智咲に戻ろう。」

そうつぶやくと、化粧室に戻っていった。