「うぇーーーっ!
戻れない!戻れないーー!」

そういって暴れだす。


「・・・寝たら幻でしたとかって
なりません?」


沖田は言う。
あまりにも非現実的かつ現実的。

「・・・。
寝る。お休み!!」


「ええ。おやすみなさい!」


「・・・。」



「・・・。」



「どうしましたか?」


沖田が首をかしげる。


「・・・眠くにゃい。」


「・・・。
ですよねー。」


「うん。
にゃんかおかしくにゃってきた・・。」


「・・・。にゃ?」


沖田はさらに首をかしげる。


「にゃ!にゃんか『にゃ』がついてる!
いやだぁーどんどん猫化してってるみゃあああ!
たしゅけて!総司しゃん!」


そういって沖田に抱き着く。


「・・・?!
ちょ、智咲さん?!」


沖田は顔が真っ赤になる。


「ふにゃぁー。
総司しゃんいい匂いするにゃんっ!
総司しゃんの匂いー。」

そういって沖田の胸元に顔を埋める。


「・・っ?!
ちょ、ちちち!智咲さん!
おふざけはいい加減にしてください!」