救いの手



「ご馳走様でした。神音のお母さんありがとうございます♪」


結局、半分も食べたこの子。

本当に羨ましいよー


「お母様、そろそろ帰るんでケーキありがとうございます」


早く帰りたい。

眠いし疲れたし。


「またね、神音。帰って来る時は連絡するわ。」


「はい、分かりました。天愛、帰るよ。」


そう言って、天愛の手を引っ張ってさっさと帰った。