「神音、どんな服買ったの?」

家に着いたとたん天愛が聞いてきた。

「見てみなよ。」

あたしは店内に向かって袋を投げた。

「すっごい!神音はセンスも良いんだね。こういう服もたまには良いかも。ありがとう神音。うわー可愛い♪」

天愛は予想以上に喜んでくれたので良かった。

特攻服しか天愛は好きじゃないから、心配だったけど…

「気に入ったなら良かった。今からあたしの実家に帰って天愛を紹介するから早くその服着て行くよ。」

天愛はまた出かけんの?

という顔をしてたけどあたしは無視した。

「はーい」

疲れたんだろうけど友達は必ず紹介するように言われてるし丁度親が帰ってきてるからついでに言おう。