私の下に穴が開き、私はそこに落ちていった。見知らぬ青年と共に。

「きゃぁぁぁっぁぁぁぁ」

「「「「美羅」」」」

4人が叫ぶ

「クー!」

真琴が呼ぶ

「春姫様!!」

健人―――――? 私姫じゃないよ?


健人の周りが光ったのが見えた。

最後に、



  「すぐにそちらに行きます」



とだけ、聞こえた。


 そこで私の意識は途絶えた。