「~~っ!」 ドクドクと心臓の鼓動が早くなる。 「ばけ、もの――…っ」 バケモノに追いかけられて、必死に逃げて――… 「………なに、したんだっけ…」 そこからの記憶は曖昧で、辺りが血の臭いで充満していたのは覚えている。 「……だれかに、会った?」 うっすらと覚えてるのは、"誰か"と会話したと言うことだけ。