「あらら、こんなんで死んじゃダメよ?」 と女は芽依の首から手を離した。 「まだまだ私の怒りは、こんなのじゃ収まらないくらい溜まってるんだから」 とゼーハーゼーハーと苦しむ芽依を踏みつけて言った。 「苦しい?私も苦しかったの。あんた達の存在も、行動も!だから存分に味わいなさい」 と不気味に笑い、芽依の胸ぐらを掴み、芽依を軽々と持ち上げた。 芽依は抵抗することなく、ぐったりとしている。 「さぁ、最後の仕上げよ」 と女は笑い、芽依を海の中に放り投げた。