「俺は芽依が嘘ついて、慧を探しに行ったんじゃないか……と思う」 「そんな…………。それって、もしかしたら危険な目にあったりするかもしれないんだよね?」 慧は『あぁ』と項垂れた。 「一人で行動するなって言ったのに……」 「心配だったんだよ……。待ってることも出来なくて、どうしようもなくて、芽依も苦しいんだよ……。 芽依は絶対、必死に止めても、探しに行ったんだと思う。 無事だったら良いね……、二人とも。」 と琉嘉が言った。 呉羽と、慶一は、声を漏らさず、小さく頷いた。