結局、慧自身からも、警察からも連絡は無いまま、放課後になった。 帰りのSHRが終わった頃、芽依はケータイを取りだし、慧に着信を入れる。 まただ。 昨夜から決まって『留守番電話に接続します』という案内音。 着信が通じないのであればメールを打つしかない。 『今、どこにいるの?! あたしも、慶一も、琉嘉も、呉羽も、クラスの全員も、慧の親も、みんな心配してるよ? これ読んだら、絶対返事して!!慧、早く帰ってきて!!』 と文章を入力して送信した。 このメールも、昨夜から10件以上は送っている。