「そうだけど…………、」 芽依はパニック状態に陥る。 苦しそうにしている芽依の肩を、呉羽が抱き寄せた。 「きっと見つかるよ?そんなメール信じちゃダメだよ?悪い方に考えすぎちゃダメなんだよ。ね、今は警察の人、信じて待とうよ」 と囁いた。 芽依はコクリと小さく頷き、 「そうだね」 と呟いた。