「え?」 お母さんはすっとんきょうな声をあげた。 『何か用事とか………?』 この声を聞いた警察が聞く。 「あ、いえ……わかりました」 すっとんきょうな声をあげたのは他にもなく、早くその場から離れたいからだ。 第一発見者だなんて……… 恐怖が込み上げてくる。 自分が殺したわけでもないのに、罪悪感を感じ、お母さんは苦しさが込み上げる胸を押さえた。