【続】WolfPrince1







え!!



「あー!!」


俊!



俊っっ!!




俊っっっ!!!




俊は大勢の女子にもみくちゃにされていた。




すでに魂は半分ほど天国へと旅立っていた。




「しゅーんー。
うー…-届か…ない!!」



学年で小柄の方な私は俊の元に届かない。




「いやっ!」



いったーい。




女子に押されて私は外へ飛ばされてしまった。