【続】WolfPrince1







「ってか。
ちょっと海子!!
何ボーっと突っ立ってんのよ。
助けに行きなさいよ。」



「え。」




ぐらぐらと優加に体を揺らされる。




「俊なら大丈夫だって♪」



「いや…。
いくらなんでも無理よ、あの人数は。
見てよ、前方。






・…-俊クンが死んでる。」