「だけど。」 「ん?」 「時と場所もしっかりと考えてくれない? いくら俺でも恥ずかしいからさぁ。」 と…時と場所!? 周りを見ると、私と俊は、大勢のギャラリーに囲まれていた。 「こ…これって。」 「もうっっ!! 海子と俊クンってば。 勝手に衣装合わせを抜け出して…何してるかと思えば。 …見てるこっちが恥ずかしいからっっっ!!!」