【続】WolfPrince1








「…俊?
どうしたの?」



「まじでムカついたし、あの2人。
海子も無視していいから。
あんなの先輩でもなんでもねーよ。」




そう言ってせっかくワックスで整えた髪をクシャッとした。





まぁ、俊はどんなヘアスタイルでもかっこいいんだけどね。




「…海子。
なんか、顔。
赤くね…?」